当店天明2年(1782)、江戸片側町(現在の新橋)にのれんを掲げて以来、3世紀にわたって伝統の味・日本の味を守り育ててまいりました。
初代七兵衛は、越後の国・玉木村の出身。江戸に出て、独自の製法で売り出した「座禅豆」が好評を博し、郷土の名にちなんで玉木屋と称しました。その後、佃島の漁師の保存食に着想し、製法に工夫をかさねて、独特の味わい深い佃煮を作り上げました。それが世界でもまれな200年以上の歴史をもつ「保存できる即席食品」の始まりであり、 3代目七兵衛は佃煮づくりの元祖と呼ぶことができるでしょう。
以来、玉木屋の佃煮・煮豆は、伝統の手作り技法を大切にし、材料には新鮮な海の幸、山の幸を十分に吟味して、皆様に愛される製品作りに努めております。
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