安永年間創業。嘉永2年(1849年)、現在の新富に移転し、代々足袋を作って参りました。新富座や歌舞伎町座ができたのち、いわゆる新富形の足袋が、大野屋の名を広く世に知らすところとなりました。
足が細く、小さく、きれいに見えるように底を狭くとり、爪先をふっくらと丸く仕上げた、当店の足袋。現在も一人ずつ足形をとり、手作りで仕上げる伝統を守り続け、歌舞伎役者や芸者、舞踏家などの一流の方々の足袋を調整しております。
特別誂え足袋の他にも、同じサイズで、巾の細い足袋から広いものまでいろいろと用意し、ぴったり合う足袋を選んでいただけるようにしております。
また、和装肌着やガーゼのねまき、パジャマ、ハンカチ、湯上りなど、独自の色と柄の和装雑貨を製造しております。
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