5月といえば、端午の節句。鯉のぼりが空を泳いで、さわやかな季節です。
はい、私も鯉のぼりを見ると、元気な男の子の姿を想像して晴れ晴れとした気分になります。こうした季節の風物詩は、これからもずっと残していかないといけませんね。
大きな口をあけて空にひるがえる勇壮で愛嬌のある姿と、滝のぼりをするという鯉の縁起が見事にマッチ! 鯉のぼりのある風景は、江戸時代中期以降の錦絵にも盛んに出てきます。
小豆餡のものと味噌餡のものがあって、柏(かしわ)の葉の裏表で区別して売られていますね。
柏餅って、まさしく親が子どもの成長を願う端午の節句にふさわしいお菓子だったんですね。
和菓子の世界って、ほんとに奥が深いですね。来月のお話も楽しみにしています! ありがとうございました。
☆聞き手:太田美代