4月。年度が替わって、入学式や入社式の季節。街を歩いていても、新品のスーツを着てピカピカの靴を履いたフレッシャーズの姿が目につきます。
あれこれと複雑に手をかけず、明るく、おおらかで、おいしい、というのがこの祝菓子の真骨頂なんですね。
紅白については、源氏と平家の紅・白の旗の色に由来するとか、中国の陰陽五行説に影響されて生まれたものであるとか諸説あるようですが、いずれも紅白がめでたい色となった理由をちゃんと説明できるものではないようです。でも、何にしても日本独特の祝いの色というのがおもしろいですね。 ところで、細田さんは入社される新人にはどんな話をなさるんですか?
「味は親切に在り」。いい言葉ですね。 ではまた来月。宜しくお願いします。
☆聞き手:太田美代